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講座の内容をお知りになりたい方は会報をお送りいたします。
 事務局までホームページ、もしくはお電話でお申し込みください。
   電話(03)3941−1007
3月18日(土) 

「戦後年間を振り返る」

講師 川村湊さん(文芸評論家 法政大学教授)

 天皇退位が目前のテーマとなり、また「平和憲法」の終焉もいよいよ身近な問題として私たちの目の前に迫ってきている。
 さらに、3.11から6年、「3.11以降の文学」ということが言われる。そうした時代状況のなかで林京子、津島裕子らの文学の意味を掘り下げた講座でした。

4月8日(土) 

第8回 文学散歩「春爛漫 浅草・墨堤をめぐる」 (第二回目)

案内人 大和田 茂さん  (法政大学 非常勤講師)

文学散歩も8回目、今回も昨年11月に引き続き浅草界隈を訪ねました。
時折小雨まじり(夕方には上がりました)でしたが、浅草は桜がちょうど見ごろ。
とくに墨堤は満開で素晴らしいお花見もできました。

参加者 17名 約4時間

雷門(集合)⇒久保田万太郎生誕の地碑⇒石川啄木葬儀の寺「等光寺」・啄木歌碑⇒東本願寺(東京本山)⇒太宰治・坂口安吾が愛したお好み焼き屋「染太郎」⇒国際通り・六区ブロードウェイ⇒十二階(凌雲閣)跡碑⇒ひさご通り・牛鍋の「米久」(高村光太郎詩)・江戸下町伝統工芸館(休憩)⇒ホッピー通り⇒五重塔通り・カジノフォーリー・水族館跡(木馬亭)⇒浅草寺境内(本堂、五重塔、宝蔵門、淡島堂、新奥山の石碑群、迷子しらせ石標、浅草神社、諸碑、弁天山・演歌師唖蝉坊・知道碑、時の鐘、二天門)⇒永井荷風ゆかりレストラン「アリゾナ」跡⇒神谷バー⇒台東区立花川戸公園(姥が池あと、助六歌碑)⇒隅田公園・隅田川堤防(スカイツリー展望)⇒吾妻橋⇒浅草駅(解散)

  「浅草の夜のにぎはひに まぎれ入り まぎれ出で来しさびしき心」 石川啄木
  「ふるさとの月のつゆけさ仰ぎけり」 久保田万太郎(浅草生まれ)
  「花の雲鐘は上野か浅草か」 松尾芭蕉
  「観音で雨に逢ひけり花盛」 正岡子規

6月9日(金) 第16回 望月百合子忌

「メディアはどこへ向かうのか」

パネリスト
  金平茂紀さん(TBS「報道特集」キャスター)
  鎌田 慧さん(ルポライター)
  小池 新さん(元共同通信編集委員・当研究所理事)
司会
  岡田孝子当研究所代表理事

 混迷を深める政治、社会。その中で報道がますますゆがめられてきている。 政権におもねることなく真実を読者、視聴者に伝えるジャーナリズムの使命が揺らぐ中、 その原因、現状、そして今後を3人のパネリストが語りあったーー。

*会報47号にこの報告を掲載しました。ご一読ください。

10月21日(土)

「江戸期俳諧に見る女性の精華ーエクリチュールを手にした市井の女性たち」

講師 別所真紀子さん(詩人・作家)
  講師の別所真紀子さんは『江戸おんな歳時記』で昨年、第67回読売文学賞を受賞。

 「十七世紀末から十九世紀半ばまでに、庶民の女性や子どもたちの創作が記録され多く出版されたのは、 世界中どの国にもあり得ないわが国だけの先進的な歴史です。官邸や大名などの支配階級ではなく、 ごく普通のおかみさんや十代前後の子どもが詠んだ句をまとめて出版する営みは、俳諧という形式あってのことでした。」

 そうした女性たちが詠んだ俳諧を集めた『江戸おんな歳時記』の世界を見ていく。

*会報48号に詳細が掲載されています。ご一読ください。
   

11月16日(土)

「戦争と文学―林京子を軸に」

講師 黒古一夫さん(文芸評論家・筑波大学名誉教授)

 「林京子さんは上海第一高女に3年の途中まで在籍し、その後日本(長崎)に帰り、諏訪神社の傍にある長崎高等女学校に編入学し、 何カ月も経たないうちに学徒動員先の三菱兵器大橋工場で被爆します。」

 昨年5月に亡くなった作家、林京子を軸に語る「文学と戦争」、今の時代だからこそ、私たちも考えていきたい。

*会報48号に詳細が掲載されています。ご一読ください。
   

11月25日(土)午後1時〜

第9回 文学散歩「神楽坂から早稲田へ」

案内人 大和田 茂さん(法政大学非常勤講師)

オープンしたばかりの漱石山房記念館はじめ多くに作家たちのゆかりの地を訪ねる。

参加者 18名 約3時間半

飯田橋駅(集合)→神楽坂河岸・牛込揚場碑→神楽坂下→東京理科大・近代科学資料館→泉鏡花住居跡・北原白秋住居跡→芸者小道→東京神楽坂組合→水谷八重子ゆかり「牛込會跡」→芸者新道→軽子坂上→泉鏡花ゆかりの「うを徳」→神楽坂本多横丁→毘沙門天→相馬屋→地蔵坂「藁店」界隈→「牛込城」・牛込天文屋敷跡→袖摺坂→「島村抱月終焉の地」・芸術倶楽部跡→尾崎紅葉終焉の地→夏目漱石帰朝後の住居跡・新潮社→「泉鏡花・斜汀住居跡」→多聞院・「松井須磨子の墓碑」・生田春月詩碑→漱石終焉の地・新宿区立漱石山房記念館→喜久井町の夏目坂・夏目漱石生誕の地碑→漱石・堀江安兵衛ゆかりの酒屋「小倉屋」→「誓閑寺」→早稲田駅(解散)

*会報48号に詳細が掲載されています。ご一読ください。
   



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